2019年8月、大分県で大分県の職員の方に「図解表現力研修」を実施いたしました。
九州には、今回、初めて研修に伺いました。
2日間に分け、同じ研修を違うメンバーに対して実施。1グループ5〜6名で、数グループに分かれ、ワークを行っていただきました。
図解は初めて、という方のために、最初の図解ワークは、ごくごく簡単なものから始めていただくのですが、みなさん、どうも難しく考えすぎの様子。
全グループの解答ができあがったら、その都度、解答に対してのプレゼンテーションを行ってもらうのですが、その際、「格好よくしたい。」「自分が説明をするときに、便利なように表現したい。」など、図解を提供する側のエゴが感じられる発言が…..。
「図解の目的は何か、さきほどお話ししましたよね。誰のために図解をするのですか?相手は何を知りたいのかを考えて作りましたか?」と申し上げると、会場に緊張感が走りました。
しかし、その後の図解は、とてもシンプルでわかりやすいものにガラリと変わりました。
そして、最後のワークでは、相手の目線に立っての趣向を凝らした解答の数々が提出されました。
相手の視点に立つ。
わかっているようで、なかなかできていないものなのですが、意識を変えることによって、一瞬で変わることができるのですね。
最後は、チームのメンバー同士の絆も深まったようで、「お疲れ様でした!」と笑顔でお互いを労うシーンが見られました。
同様の研修にご興味をもたれた方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。