2015年10月23日(金)、奈良県自治研修所において、奈良県の職員様に「一目でわかる図解表現」の研修を実施いたしました。
ご参加いただいたのは、35名様。1班5〜6名の、6つの班に分かれていただきました。
教室が広かったこともあり、また、ホワイトボードの台数が班の数だけ用意できたこともあって、演習時には、グループで話し合った解答を、ホワイトボードに書いていただきました。
これまでは、解答の清書をA4用紙にサインペンで書き、班の数だけコピーをして、全員の解答をシェアする、という形をとっていました。
しかし、ホワイトボードを使えば、色も使えますし、コピーする時間も、紙資源も節約できます。さらに、清書中に考えが変わったとき、さっと消して書き直せるというメリットもあります。
そして、何よりも、全員が全体を見やすく、ディスカッションがスムーズで大いに盛り上がります。
この辺に書くといいよ、と、バランスを考えて指を差す人。
時間がないからと、3人くらいで「連書」する班。
3色使い分けて、メリハリをつけようとする班。
ほとんどが初対面の方同士でありながら、メンバーの一体感がどんどん増していきました。
人事課の方のお話では、このことで、休憩時間などにも、活発にコミュニケーションし、情報交換をしておられたとのこと。
解答には、制限時間を設け、できあがったら、模造紙で解答を目隠ししていただきます。そして、10分間の休憩をはさんで、その後、1つずつホワイトボードの向きを変え、模造紙をはずしてお披露目。そして各班のプレゼンです。
これで、次はどんなものが出てくるのかと、みなさんドキドキワクワク。
これまで何度も当研修を行って参りましたが、かなりユニークですばらしい解答が続出しました。
私自身もかなりインスパイアされた、有意義な研修を行うことができ、ありがたく思っております。
奈良県の職員様、すばらしい研修をありがとうございました。